原付から始まったバイク人生は、気づけば20年以上。大型バイクの免許を取得し、日本一周も経験しました。
数えきれないほど走り、転び、直し、そして守ってきた中で、ずっと心に引っかかっていたことがあります。
それは、バイクカバーの“極端さ”です。
高くて分厚いか。安くてすぐ破れるか。
そのどちらかしか選べないような市場に、違和感を覚えました。
バイクカバーは、毎日かけて、毎日外すもの。特別な装備ではなく、日常の習慣です。
それなのに、なぜ“ちょうどいい”がないのか。
TATSUJIN MOTOのバイクカバーは、その疑問から生まれました。
高級でもない。
粗悪でもない。
現実的で、扱いやすく、愛車を静かに守り続けるための最適解。
それが、私たちの答えです。
※ TATSUJIN MOTOバイクカバーの詳細は、Amazon公式ページでもご覧いただけます。
なぜ“厚手至上主義”に疑問を持ったのか

開発にあたり、市場に出ているさまざまなバイクカバーを実際に購入し、使用してきました。
厚手モデル、エントリーモデル、価格重視モデル。
それぞれに良さがあり、守り方にも考え方があります。
しかし、使い続ける中で感じたのは――
「数字の競争」と「毎日の使いやすさ」のズレでした。
厚さやスペックだけでは測れない、日常での扱いやすさ。
そこにこそ、本当の価値があると考えたのです。
厚手は正義か
一般的に、「厚い生地=安心」というイメージがあります。
300Dや420Dといった厚手生地は、手に取ると確かに重厚感があります。
数字が大きいほど、守られている気がするのも事実です。
しかし、実際に使い続けてみると、別の側面が見えてきます。
- 重く、毎日の着脱が億劫になる
- 雨のあとに乾きにくい
- 内部に湿気がこもりやすい
- 収納時にかさばる
さらに、どれだけ厚くても、縫い目や隙間から水が入り込むことはあります。
“分厚い=完全防御”ではないのです。
バイクカバーは、ショーケースではありません。
毎日かけて、毎日外す――その繰り返しの中で使われる道具です。
だからこそ、重さや扱いにくさは無視できない問題でした。

実際に見た「劣化」という現実
ある日、仲間のバイクを見せてもらったときのことです。決して安くはない、有名ブランドのカバーを使っていました。
約2年使用とのことでしたが、ある日突然、生地が裂けたそうです。

決して粗悪な製品ではありません。むしろ品質には定評のあるものです。
それでも、紫外線にさらされ続ければ、生地は少しずつ劣化します。
価格に関係なく、太陽は平等です。
その現実を目の当たりにして、“厚ければ長持ちする”“高ければずっと使える”という単純な話ではないと気づきました。
210Dは妥協ではなく、最適解
私たちは、210Dオックス生地を採用しました。
軽量で取り回しがしやすく、それでいて日常使用に十分な耐久性を持つ厚み。
基準にしたのは、「毎日使い続けられる強さ」です。
厚すぎず、薄すぎない。
守る力と扱いやすさのバランスを取った結果が210Dでした。
数字だけを競うのではなく、
実際の使い勝手まで含めて考えたとき――
この厚みこそが、“ちょうどいい”という結論にたどり着いたのです。
防水より大事なのは「乾くこと」だった

完全防水の罠
よくある謳い文句に「完全防水」があります。
確かに、水を一滴も通さないことは安心材料のひとつ。
しかし、完全密閉に近い状態は、内部の湿気を逃がしにくくします。
雨のあとの地面からの湿気、エンジンの余熱、空気中の水分。
それらが内部に滞留すれば、やがてサビや腐食の原因になります。

大切なのは、“閉じ込めること”ではなく、水を弾き、内部に溜め込まないことでした。
厚手だから防水できるのか
Amazonや楽天市場を見ると、300D、420Dといった厚手生地が多く並んでいます。
厚い=強い。
そのイメージは根強いものがあります。
しかし、どれほど厚い生地でも、縫い目や接合部、刺繍穴などの“隙間”からの浸水リスクはゼロにはできません。
そして、もし水分が入り込んだ場合――
極厚生地は、その水分を内部に閉じ込めてしまう可能性もあります。
重さが増し、乾きにくくなり、結果として湿気が長時間こもる。
これでは、愛車を守るはずのカバーが、逆にダメージの原因になることもあります。
TATSUJIN MOTOが選んだ設計思想
私たちが目指したのは「完全防水」ではありません。
目指したのは、愛車を現実的に守るバランス設計です。
- 撥水加工により、雨水を弾きやすい設計
- 縫い目裏の止水シームテープ
- 適度に湿気を逃がす通気バランス
この組み合わせにより、雨の侵入を抑えながら、内部の湿気滞留を軽減します。
数字や過剰な表現で安心感を演出するのではなく、実際の使用環境を前提に設計する。
それが、TATSUJIN MOTOの答えでした。
必要な機能だけを残す。だからコスパがいい

派手なロゴや装飾はありません。色もブラックに統一しています。
理由はシンプルです。
目立たせる必要がないから。
機能として残したのは、
- 前輪ロックホール
- 風飛び防止バックル
- 収納袋
本当に必要なものだけ。
無駄な装飾や過剰スペックにコストをかけず、その分、価格とのバランスを大切にしています。
実用主義。
それがTATSUJIN MOTOの考え方です。
スペック詳細
Spec ~210D Bike Cover~
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | TATSUJIN MOTO バイクカバー |
| 素材 | 210D オックスフォード生地 |
| カラー | ブラック(裏面シルバーコーティング) |
| 機能 | 撥水 止水シームテープ(縫い目裏処理) UVカット 前輪部ロックホール(盗難防止) 後輪部ワンタッチバックル(風飛び防止) |
| 付属品 | 収納袋 ユーザーズマニュアル |
| 企画・開発 | TATSUJIN MOTO(日本) |
| 製造国 | 中国 |
| 販売サイト | ≫【Amazon】TATSUJIN MOTO(達人モト)公式 |
Size ~5Line Up~
| 適合車種の一例 | |
|---|---|
| M 全長200cm | ・小型スクーター ・カブ、ミニバイク ・一部、BOX付ミニバイク 等 |
| L 全長220cm | ・125cc~250ccスクーター ・250cc スポーツ・ネイキッド ・【BOX付】カブ |
| XL 全長230cm | ・250cc アメリカン ・400cc スポーツ・ネイキッド ・スーパースポーツ全般(SS) |
| 2XL 全長245cm | ・大型ネイキッド・スポーツ ・メガスポーツ・ツアラー ・【BOX付】250cc/中型 |
| 3XL 全長265cm | ・ハーレー・大型アメリカン ・大型アドベンチャー ・【BOX付】大型ネイキッド |
排気量や車体サイズに合わせて選べるよう、複数サイズを用意しています。
リアボックス装着車やロングスクリーン装着車は、ワンサイズ上を目安にしてください。
サイズ選びで失敗しないために

サイズ選びは、バイクカバーで最も重要なポイントです。どれだけ良い素材でも、サイズが合っていなければ本来の性能を発揮できません。
ご購入前に、以下の点をご確認ください。
- 車体の全長より+10〜20cm程度の余裕があること
- リアボックス装着車はワンサイズ上を検討すること
- ロングスクリーン装着車は全高を必ず確認すること
- ミラー幅に十分なゆとりがあること
小さすぎるサイズは裾が浮きやすく、風の巻き込みや浸水リスクの原因になります。
一方で、大きすぎるサイズも注意が必要です。風によるバタつきが増えたり、かさばって扱いづらくなったりすることがあります。
大切なのは、「少しの余裕」と「適度なフィット感」のバランス。迷った場合は、ぴったりよりも“やや余裕のあるサイズ”を目安にすることがおすすめです。
各サイズの詳細寸法および代表車種は、Amazon公式商品ページにてご確認いただけます。お手持ちのバイク寸法と照らし合わせながらご検討ください。
\愛車に合うサイズをAmazonで確認する/
実際の使用レビューを見る

TATSUJIN MOTOのバイクカバーは、Amazon公式ページにも多くのレビューをお寄せいただいています。
実際にご使用いただいたお客様からは、以下のようなお声をいただいています。
- 思ったよりしっかりした生地
- 薄手で折りたたみやすく、収納しやすい
- ホースで水をかけた程度では内側まで染み込みにくい
- 裏面のシルバーコーティングで紫外線対策がされている
また、僕自身も日々の使用環境で使い心地を確認しています。
検証結果については、「原チャでニホイチ」にて詳しく紹介しているので、より詳しい実使用レビューをご覧になりたい方は、こちらの記事をご確認ください。
よくある質問
マフラーが熱いままかけても大丈夫ですか?
走行直後は、マフラーやエンジン周辺が高温になっています。
十分に冷ましてから装着するのがおすすめです。
高温状態での装着は、生地の劣化や変形につながる可能性があります。
台風の日でも使用できますか?
台風のように風が極端に強い日は、カバーの使用を控えることをおすすめします。
強風下では、カバーが帆のように風を受け止め、車体ごと転倒するリスクがあります。
通常の風対策としては、後輪部のバックル固定に加え、前輪部ロックホールを利用したチェーンロック固定が有効です。
状況に応じて、安全を最優先にご判断ください。
どれくらい使用できますか?
使用環境によって大きく異なりますが、紫外線や雨風にさらされるため、バイクカバーは消耗品です。
撥水効果の低下や、浸水が気になり始めたタイミングでの交換をおすすめしています。
洗うことはできますか?
軽い汚れは水拭きで十分です。
高圧洗浄や強い洗剤の使用は、生地やコーティングの劣化につながる可能性がありますのでお控えください。
TATSUJIN MOTOの原点

このカバーの設計思想は、原付で日本を一周した旅の中で生まれました。
雨の日も風の日も、愛車と向き合い続けた経験が、いまの「ちょうどいい」という答えにつながっています。
その旅の記録は、『原チャでニホイチ』に残しています。

バイクカバーは「消耗品」という考え方
バイクカバーは、紫外線や雨風を受け続ける道具です。どんな素材であっても、経年劣化は避けられません。
だからこそ私たちは、“長く持たせること”よりも、“適切なタイミングで見直すこと”を大切にしています。
撥水性能が落ちてきたと感じたとき。
生地の劣化や汚れが目立ち始めたとき。
それが、交換を考えるひとつの目安です。
愛車を守るのは、特別な装備ではなく、日々の習慣。
無理なく使えて、無理なく更新できる。
その現実的なバランスを支える存在でありたい。
TATSUJIN MOTOは、これからも“ちょうどいい”を追求していきます。

